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エジプトタバコを選ぶ人

「吾輩は猫である」「こころ」などの名作で有名な夏目漱石は、大の愛煙家だったそうです。お酒は苦手でしたが、タバコはかたときも手放さないヘビースモーカーで、口付の『朝日』を愛飲していました。江戸時代半ばになると、タバコは身近な庶民の嗜好品として全国的に定着しました。江戸文化の中で欠かせない風俗の一つとして浮世絵にも数多く描かれています。日本独自の喫煙具も数多く生まれ「タバコ入れ」もその一つです。絶滅した韓国のトラは、古くから信仰の対象として扱われていました。「トラがタバコを・・・」というお話が生まれた経緯は定かではありませんが、韓国ではトラが擬人化される昔話が多いです。日本では、明治の終わりから大正時代にかけて、政治家や大臣には「葉巻」、官庁のお役人や帝大卒のエリートには「エジプト製の紙巻タバコ」を吸うスタイルが流行していたそうです。なぜエジプトなのでしょう?嗅ぎタバコは17~18世紀にかけて、ヨーロッパで大流行した。現在では、一部の愛好家の間だけで嗜まれている。フランスの食卓では嗅ぎたばこが主流だったころの名残として「フランスパン」があります。

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